2016年1月28日:遥か彼方で・・・

開始1時間が過ぎていると言うのに船上にあるヒラメ1枚のみ・・・少人数であるとはいえ行く末を案じていた・・・そこに遥か北方でのイワシ様大量発生の一報・・・覚醒するかもしれぬヒラメ求め、もしや・・・は今や!と幾ばくかでも大きなサイズをと、形振り構わず船を走らせた・・・到着してみるとそこはイワシ様の楽園・・・塗装業であれば流石の仕事ぶりだが、画家であれば馬鹿の一つ覚え的の見事に真っ赤な色彩・・・吹き出す真っ赤な現象に真っ赤な血潮もたぎる・・・闘牛の如く真っ赤なイワシ様の暖簾に食いつきながら捕らえたヒラメは、船宿年明け最大の4.05kg・・・その後もイワシ様との追いかけっこは続き、終わってみれば最低数は2枚となり、あなた・・・お前・・・夫婦道~の命くれない操業は実を結び、だから言ったじゃないの~と納竿に・・・。
2016年1月27日:鳴り響くはアモーレの鐘?

ジタバタすることなくイワシ様の登場にほっと胸を撫で下ろし、その時を待った・・・開始8分後にヒラメ初見・・・だが0.5kg・・・イワシ様ありきでこのサイズ・・・どうもキナ臭い・・・そして1時間足らずでたった3枚のヒラメ・・・周囲ではヒラメの型はあると言う・・・明らかに蚊帳の外・・・人が釣れても己が釣れねば、そこにいる意味はなし・・・全てを投げ捨て憑りつかれたように、何ら確約なき北へ全てを求めた・・・何もない海、二人の愛を確かめたくて~ったってイワシ様のお姿なし・・・己の無謀さに頭の中ではアモーレの鐘が鳴り響いていた・・・10:33まで船上には僅か8枚のヒラメ・・・崖っぷちに立たされながらも諦めずに、更に北へイワシ様を求めた・・・狭い範囲ながら凝縮したイワシ様の群れに遭遇・・・残り1時間足らずで9枚の持て成しに肖り、愚か者な行動であったが、晒し者にならずに帰港に・・・。
2016年1月26日:行き当たりバッタリのイワシ様頼みであったが・・・

客無し臨休から一夜明け、行く先見えない行き当たりバッタリのイワシ様頼みの操業・・・お天道様が出番待ちでいるなか、ふらりふらりと船を走ららせていたが一向にイワシ様の姿が見当たらない・・・このまま走っていては開始時間に間に合わぬと、通りかかった馴染みのポイントからスタート・・・ケツの穴がむず痒くなる前にヒラメは顔を見せてはくれた・・・だがどうもイワシ様不在では期待感と言うか高揚感と言うか、何とも言えない緊張感が不足してくるように感じるのだ・・・そこへきて同胞から南でイワシ様ありとの吉報・・・待ってましたとばかりに船を走らせた・・・イワシ様の反応は上々、オイラの気分は上昇、ヒラメの登場回数も急上昇・・・あと1人あと1人願い叶えてと天に祈る・・・ところがイワシ様の登場回数急降下・・・何とかならぬか賭けてみた馴染みのポイントは・・・ふいにされ悲しき貸竿の御方だけ置き去りに・・・悲しく響くは明日があるさ明日があると・・・。
2016年1月24日:先人は言ったもの大ヨリの後は小ヨリもないと・・・

潮流なし・イワシ様なし・潮は澄み・・・悪条件がしっかり揃った中での戦・・・世の中も人生も良い時ばかりではない・・・大自然での戯れにおいては当然承知のうえ・・・だが日々変わり行く大自然であるが、御客様の顔ぶれも日々変わり行くのだ・・・連続ドラマであれば主役を立て様々な脇役ありでの、悲喜こもごもな人間ドラマが展開され見応えもあろう・・・如何せん我々の商いにおいては日替わりの出演者での単発ドラマである故、昨日や一昨日がどうであろうと今日が釣れなきゃ駄目な世界なのだ・・・毎日が出たとこ勝負の真剣勝負・・・困難な条件下においても御客様の御理解を得られないかもしれないが、何とか自分の精一杯のモノを出し切ったのだと、恥ずべき事はないと帰港したい・・・何とも決め手に欠けてしまったが、辛くもオデコなく納竿に・・・。
2016年1月23日:爆釣?爆笑?そして心は爆走?

前日とは打って変わり、胸の鼓動高まる狂おしいほどのイワシ様の誘惑・・・仕掛け投入と同時に矢継ぎ早に来るアタリ・・・覚醒したヒラメは乱れ狂い、生きものとしての際限なき欲求に飢え我々をけしかけ続けた・・・27分後には船上に28枚のヒラメが・・・怒涛の如き勢いであった・・・まさに入れ食い・・・だが夜明け間近には火が消えたように静粛なる世界がそこにあった・・・一体あの30分足らずの出来事は何だったのだろうか?殆どとの方の脳裏には去来していたであろう・・・船上が戦場と化す・・・そんな空間は忘れてしまうほどに暫くぶりであった・・・あなたが噛んだ小指が痛い・・・伊東ゆかりじゃないがこんな日はunforgettable忘れ得ぬとナット・キング・コールは・・・。
2016年1月22日:その気が大事?!

ラララライ~ラララライ・・・グーググーグーカッー!・・・って言うじゃない~・・・じゃないですから~斬り・・・ゲッツ!・・・でもそんなの関係ねーハイオッパッピー!・・・ワイルドだろ~・・・駄目よ~ダメダメ・・・ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん・・安心してください穿いてますから・・・それはパッと咲いては散っていく、一発芸人のようなイワシ様の誘いであった・・・夜明けを待たずに姿はどこへともなく消え去り、その気になってしまった我々の心は大海に置き去りとされた・・・だが前進するために必要なその気が残っていたのが掴み所のなき未来を引き寄せ、辛くも10:43にオデコなくなったものの何となく微妙な気持ちで帰港に・・・。
2016年1月21日:鰯様・イワシ様・いわし様

あなたに出会ったその日から、あなたに心奪われたの・・・あなたの姿見えぬ日は私の全ては闇と化す・・・あなたが姿見せる日は御日様見えぬとも心に灯火宿るの・・・赤い誘惑に絶え間なく心は揺さぶられ、私はあなたの囚われ人・・・あなたはどこまでも我々の欲求を煽る罪深きモノ・・・ああイワシ様よあなたがあってのヒラメ釣り・・・そして御客様と私の野心の促進剤・・・君達がいて僕がいる・・・。













