2019年5月27日:一夜にして処女イサキから不貞イサキへ・・・
きつい上り坂を上がったからこそ頂から見る景色は美しく、悲しみを知っているからこそ喜びの意味を知る・・・前日の幼子のようなイサキ不貞腐れは何であったのか?溢れるイサキの反応に溢れる御客様の笑顔・・・こうでなくっちゃいけないよイサキ釣りは・・・御客様の心の声が聞かれるようでして・・・掴み取った反応に思い通りの食いっぷり・・・人と魚の相思相愛の関係とは美しいじゃあ~りませんか!あたしのようなブ男はカミさんがいたってだけで、相思相愛何ぞ人生において経験がありませんからね・・・熱い想いと願いは大海に求むっとね・・・いや大海にしか求められないと・・・
2019年5月26日:こればかりは申し訳ありませんが・・・そんな状況でありまして・・・
有難くも連日の午後船キントキ五目での出船となりました・・・しかしながら前日のように神と悪魔が喧嘩しているような大海では、興醒めしてししまうようなもの・・・一刻も早く大海の状況を探るべく行き付けの南へ・・・はい出ました!昨日までの怒り狂った潮流は何処へ?ほぼ潮は流れず潮方も上々・・・にも関わらずお魚ちゃんは不機嫌なのか?居留守なのか?本当は居ないのか?行く先々で冷笑状態・・・このままでは、あたしが御客様に嘲笑されてしまうではないか・・・えっ!?とっくに笑い者にしてる?それは失礼だがな・・・オイラは正直に釣果を出してるだけなんや!水増しやデタラメもない・・・だからお前は上に行けんのじゃ?・・・まあ見とき・・・船方の似非画家は腹黒いと見破られとるで・・・評価は他人がするもの・・・自分で凄い言うものは大概胡散臭いものやね・・・知られてないと思うてるのはあんただけや・・・みんな知っとるけど言わないだけや・・・どこの世界に行っても知らないふりが一番良いっとね・・・そうさ勧善懲悪・・・
2019年5月26日:分かってはいたが・・・或る日突然変わるもの・・・
何という事でしょう・・・一昨日までのイサキ上機嫌から突然の超不機嫌の事態に・・・前日に臨休であった我には先輩船頭から事態の急変は聞かされていたが、ここまで極端になり得るものかと自然界の気紛れさを実感した次第であります・・・おまけに本日は異常な濃霧に包まれていて周辺状況を逐次確認しながらの操業でして、それは神経が磨り減るもの・・・レーダーと魚探を睨めっこ・・・これまでの贔屓ポイントのほぼすべてにフイにされ、行く先見えぬ座頭市操業となったが・・・
2019年5月25日:希望はやがて絶望へ・・・
さあどうしたものか?3週連続の土曜日午前客なし臨休・・・しかし慈愛に満ちた御客様あり、これまた3週連続の午後キントキ五目出船に・・・午前船に出船していた先輩船頭によると、潮は速く二枚潮であったとのこと・・・しかし逃げ場はない・・・南へ船を走らせた・・・ポイント到着遥か前からの船速の減速ぶりに、潮流の速さは変わらぬものと覚悟・・・そしてポイント到着・・・やはり潮流は速くどえらい二枚潮・・・当然ながらオマツリに次ぐオマツリと根がかり連発・・・それでも挫けず仕掛けを投入し続ける御客様に背中を押され、ポイントを次々と渡って行ったのだ・・・だが・・・やっぱり我々は大自然の摂理には逆らう事は出来ぬのだ・・・5時間ほどの操業で獲た手柄はキントキ3、マハタ3、カサゴ6という惨敗であった・・・
2019年5月24日:本気か?否か?イサキの真意のほどは・・・
「もう子供じゃない・・・色気漂うセクシーショット!」ってなもんで、清純派アイドルがイメージ脱却にやっていた何てこたーないセミ・ヌードでありましたが、前日のイサキも我々をその気にさせておいて今日は知らんぷりなんじゃ・・・ん!?何やら前日の狂乱騒ぎで疲弊しまったのか?どうも食いが悪い・・・宵っ張りの朝寝坊ってやつか・・・まあ慌てたもんじゃないさ、じっくりと探りを入れていこうではないか・・・何てヤリ手の刑事が犯人を泳がしておくような気分でいたが・・・
2019年5月23日:沈黙破りイサキ狂乱のシンフォニーか!?
さて探見丸イサキ釣り大会は一体何だったのか?あの日の食い渋りが嘘のようなイサキ狂乱状態ではないか!僅か4名での出船であったが、仕掛けが入らないとか、コマセが利かないだなんて言わせない問答無用の発情ぶり・・・まあそもそもイサキに我々の都合に合わせてくれってのが厚かましいんでね・・・植木等なら言うでしょうが「だまって俺について来い!」っとね・・・あたしゃあ言いませんよ・・・自然相手の生業に確約はありませんからね・・・
2019年5月18日:先週に引き続き午後からの出船に・・・とほほ・・・
前日は船体のメンテナンス休業で、本日は土曜だと言うのに先週に引き続きの午前船は客なし臨休で、これまた先週同様に午後からの根魚五目出船・・・どうにもこうにもなりませんな~こんな状況では・・・客入り不振を嘆いていたが、本当の嘆きは大海で待っていた・・・先週までの御贔屓ポイントを手堅く・・・何て思っていたら行く先々でゴーストタウン化・・・キントキはおろか魚そのものが釣れないではないか・・・船体と共に気持ちもリフレッシュだなんて息巻いていたら息切れ気味に・・・だが気持ちが負けてしまっては全ては終わってしまう・・・懸命に探索を続けていった・・・何とも昔の名前で出ています・・・なポイントで、ようやくキントキ2匹GET・・・根魚五目釣りでありますから、何もキントキに拘る必要はないのですが、この魚を軸とした根魚釣りをしてきたが故に型見ずではと・・・結果的に船中でマハタ3(最大1.5kg)、カサゴ5、黒メバル1、マトウダイ1、アカハタ1、キントキ2で納竿に・・・