2017年7月11日:チカメキントキという名だが遠めのキントキ・・・
荒れ狂う黒潮を前に我々は無力に屈するしかないのか?この大自然の恵みを享受している以上は現状を受け止めねばならぬ・・・ただでさえキントキ氷河期というなか、限られた海区での操業は困難を極める・・・潮が真っ青であるからして尚更なのだ・・・希少なキントキを手にするためには、起床は早めとなる・・・からして、沖での仕掛けの出し入れに終始する事の多い現状では、眠りについてしまう方もしばしば・・・
2017年7月7日:やっぱイサキでしょう・・・それはお前の判断だろう!(by:豊田真由子)
かつて小泉チルドレンの中に「やる気・元気・いわき」と、スローガンを掲げていたオールバックの女性議員(当然ながらいわきさん)がいたが、やはりこの梅雨時はイサキに限る・・・何てったって「やる気・元気・イサキ」・・・時に不機嫌な事もあるが、多くを求めすぎなければそうそうあなたを不愉快にはさせない、そんな気の良い奴である・・・コマセが苦手なあなたもイサキの円らな瞳を見ていれば心安らぐはず・・・
2017年7月6日:おしどり夫婦の足どりは!?
北朝鮮はICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射に成功したと・・・倭の国はIZANAGIとIZANAMIとの男女間の弾道ミサイルの性交によって創られたと・・・前者は時代に取り残された国が大見えを切っただけ・・・後者は国と一つの時代を作り上げた大きな功績・・・「世の中馬鹿が多くて疲れますね・・・」某CMで大物女優が言った一言・・・ごもっとも・・・だが視聴者からのクレームが殺到し放映中止になったがね・・・本当の事を言うと人は騒ぐと・・・さてどうしたものか?松尾一代・・・週刊文春と船越英一郎に裏切られたと言う・・・しかもバイアグラを飲み続けて不倫して裏切っていたと言うじゃないか・・・あんたがマツイ棒でひと儲けして喜んでいる間に、船越英一郎の肉棒を喜ばせていなかったからじゃないのかね?・・・そんなあたくしも前日の臨時休業から一夜明けてみれば、それまでの御贔屓ポイントには全て裏切られてましたがね・・・でもイサキのせいにはしません・・・それは偉大なる海神からの戒めだと思っております・・・海の恵みは当たり前ではないもの・・・常に感謝し大海にいずるものであると・・・。
2017年7月1日:もうあの日は帰らない・・・
土曜日なのか・・・コマセを分けるために四苦八苦した、あの日は遠い昔のよう・・・良く言えば・・・いや皮肉を込めて言えば大名釣り・・・悪く言えば時代の流れに取り残されてしまった初栄丸・・・だがこれ事実・・・コマセ釣りの現役世代の空洞化!?じゃあない・・・来る所は来ている・・・私が無能だから言い訳したいだけ・・・物事を大きく伝えられないし、ありのままを伝える事しか出来ない不器用な男である・・・それじゃあ駄目なのだと良く言われるし承知はしている・・・だが嘘はつけない・・・上手くいかない時もあるし、上手くいく時もあるのだ・・・だって私も御客様も生身の人間だから・・・365日変わらず好釣果なんて誰が信じるのか?信じる者はいるのか?神様じゃあるまい・・・だが本日は4日前に出会った奇跡が御客様に幸運の軌跡を呼び込み、9時40分に納竿し帰港となったのだ・・・人生は悪い日ばかりじゃない・・・こんな日もある・・・。
2017年6月30日:それでも私はやってやる!?
またしても恐れ知らずにキントキ五目への出船・・・それはキントキのポイント巡りのみという、死と隣り合わせの世界・・・にも関わらず、僅かな望みに全てを賭ける御客様・・・それは勇者と呼ばれる・・・しかも大原沖以南は潮が速く、操業不可能であり限られた海区での操業・・・激辛ラーメンを食した後に激辛ジュースで喉を潤されるような苦痛である・・・だが我々のステージは断崖絶壁であり、サスペンスドラマで言う犯人が刑事に追い込まれる佳境のシーンの場である・・・素直に往生し両手を差し出すか?投身するか?何れにしろ後はないのだ・・・ならば玉砕覚悟の徹底抗戦とした・・・
2017年6月24日:キントキ求めて地獄の果てまで!?
人は言う・・・あの世はよほど良い所なんだだと・・・なぜって?誰も帰って来た者はいないと・・・では地獄はどうだろう・・・そこは閻魔様がいて舌を抜かれ、生前の戒めを受け苦行の限りを尽くすのか?いや地獄は大海にもあったのだ・・・それはキントキ釣りだと聞く・・・いつからそんな事になったのか誰も知らないし知ろうともしない・・・だが地獄と呼ばれるキントキ山に登ろうとする者は後を絶たない・・・なぜそこまでしてキントキを求めるのか?それはもはや河童やネッシー、雪男や宇宙人のような架空とも現実とも知れぬ存在になってしまっているのか?だが我々は行かねばならぬ・・・そこに海がある限り・・・
2017年6月24日:多くは求めぬが煩悩が邪魔をする・・・
昨日の今日であるからして多くは求めぬようといきり立たず、心穏やかに大自然に向き合おうではないか・・・そんな悠長な気持ちが仇となったのか?前日の幾つかの御贔屓ポイントにソッポを向かれ、本日の予定表を白紙にし振り出しに戻ることに・・・新たな契約を求めようと多くのポイントにお声掛けして回ったが、なぜか右舷の御客様には塩対応で左舷の御客様には神対応という、あからさまな差別ぶりに見えない何かが働きかけているのでは?と、やり切れぬ想いをしょうもない幻想にすり替える・・・