2018年3月10日:地獄の5連休明けでの出船に夜明けはあるのか?
何ともたまげたものでして5連休明けの出船と言う事で、近頃疎遠だった方からすれば初栄丸も遂に廃業か?夜逃げか?一家心中か?ってなもんでして、不景気風が吹きまくっている昨今からすればロクな噂は立ちゃあしないものと・・・まあ残念ながらまだ生きておりますので、幼子の未来に幾ばくかでも明かりを照らそうと耐え忍び精進しております・・・風も吹くのが商売なんでしょうが良くもまあ飽きずに吹くもので、前日からの北~北東の風の影響で港口が悪くなっている事もあり、出船時間を遅らせての出船としたが・・・
2018年3月4日:第7回大原港ヒラメ釣り大会となったが・・・
イワシ様不在、潮流僅かという素手で岩山の頂を目指すような展開となった今大会・・・そして気が付けば参加船一堂に会しての大鮃争奪のクジ引き大会の様相・・・残念ながら今年も我が初栄丸には勝利の女神が微笑む事なく、ただただ運の無さを痛感し背中丸めて帰港するのであった・・・今年もめげずに参加協力して下さった御客様皆様どうもすいませんでした・・・そしてありがとうございました・・・また逢う日まで逢える時まで・・・
2018年3月3日:弥生の始まりは・・・
何とも時化絡みの2連休明けでの出船・・・すっかり凪てしまった大海だが、果たして海底の状態は如何なるものなのか?奇をてらう事無く、3日前の好感触ポイント付近からのスタートとしたが・・・
2018年2月28日:地獄からの生還なるか?
前日の悶絶状態を思えば・・・取り敢えず・・・と安直な道よりも一か八か・・・の道を選択・・・イワシ様を意に介する事なく港口からのスタート・・・だが何やら小魚らしき微かな反応・・・潮流れず・・・であったが6:05ヒラメ初見・・・思いもよらぬ海神の早急な対応に、微かな反応にも大きく反応すべしと改心・・・10分後に1枚の追加あり、更にもう一度微かな反応に微かな望みを託す・・・ああ分かっちゃあいた・・・そう易々と事は運ばないと・・・ん!?何だ?6:50大久保氏の竿に強烈な引き込みが襲う・・・「根じゃないのか?」困惑する大久保氏・・・だが確実にラインはゆっくりと巻き上がっていた・・・「地球は上がって来やしませんよ!ヒラメですよ!」意地悪くも声を荒げる私・・・そして・・・5.01kgの大鮃がお目見え・・・何とも序盤からハイライトを迎えてしまった・・・その後も鳥の群れに導かれながら周辺海域を操業して回ったが、残念ながら1名の方だけ勝利の女神が微笑まず納竿に・・・。
2018年2月27日:思い起こせば・・・
平日ながら久方ぶりの御客様からの温かい御支持・・・にも関わらずヒラメからの冷たい仕打ち・・・欽ちゃんは言う・・・何でこうなるの!・・・そう私も叫びたい・・・あらゆる状況を判断しながら、1枚でも多くのヒラメを御客様にと神経を擦り減らしていると言うのに、とある御客様が御自身が30年前に釣ったポイントに行かないのか?と心ない言葉・・・アタリがないと船長へのアタリは強い・・・これは辛いし腹立たしい・・・この周辺海域のポイントを何ら知らない素人に難癖を付けられるのだから・・・皆さんはどうお思いであろう?確約なきこの自然界の戯れにおいて絶対は存在しない・・・良い時があって悪い時があるからこそ有難味が分かるもの・・・まず分かって頂きたいのは御客様以上に船頭の方が多く魚を釣って帰りたいという事・・・こんなもんで・・・何てやわでおざなりな気持ち何てありゃしない・・・釣れる時はトコトンやったろかい・・・それが多くの船頭であろう・・・まあどんな状況にあろうとも結果残せぬ者には懺悔の資格もない・・・からして御免・・・
2018年2月25日:愛は幻!?
道すがら思いもよらぬイワシ様との出会い・・・すぐさま恋に落ち仕掛け投入・・・6:02ヒラメ初見・・・イワシ様のメラメラ光線に負けじとメラメラ恋心を燃やしたが、出会いはそれまで・・・気を取り直して真赤に燃えた恋の炎をイワシ様に・・・恋に恋して2枚の追加・・・そして恋い焦がれてもう一度イワシ様へ・・・3.4kg&3.94kgの愛の証・・・だが全ての始まりは終わりの始まり・・・その後2時間半余りの沈黙・・・イワシ様からの決別・・・そして南へ・・・2枚の追加があったものの、1名の方が大海の戯れの置き去りに・・・
2018年2月24日:負け犬の遠吠え・・・と言いなさんな・・・
どうにもならない土・日の客入り不振・・・本日においても黒川様御一行の予約なしでは出船不可能であった・・・サラリーマン不人気船宿NO.1の不名誉な称号を与えられるのも時間の問題であろう・・・えっ!?とっくにそう認知されてるって?まあそう言いなさんな・・・不人気だから知られてないが、嘘偽りなくバカ真面目に取り組んでおりますぞ・・・形なき空想釣果に惑わされる事なく、真摯に御客様と向き合っております・・・まあ人によっちゃあ~そんなバカ真面目が宜しくないと言う方も居りますがね・・・ですがね、偽りでの人との交わりに未来はない・・・バレなければ嘘であっても真実としてまかり通る・・・嘘はバレて初めて成立すると・・・ですが嘘は人と人との繋がり信頼関係に対する冒涜行為・・・仲間に行きつくには信頼の積み重ねが不可欠・・・ここが我々の商いの・・・いや御客様商売の盲点であり人によっては特典・・・売り手と買い手はお互いイーヴンの立場・・・だが商売人と御客様に信頼関係がなくとも成立する稀な商いもあるのだ・・・それが我々の生業かもしれない・・・乗合であるからして異なる仲間が共に乗船していても、周囲の状況に敏感になる方はそうない・・・実際オモ(右)舵とトリ(左)舵が乗船していた時には双方が交わる事は皆無に等しいし、実際問題多くの方は周囲の状況を余り気にしない傾向にある・・・からして、あなたが知らないだけで釣れてたんですよ・・・的な船宿主導のすり込みは容易に成立してしまうのだ・・・だが多くの・・・いや大多数の船宿においては至って真面目な・・・って言うか事の顛末を真面に伝えないってのは詐欺であろう・・・私が御客様の立場ならJARO(日本広告機構)に訴える・・・事実と違う・・・誇大な表現・・・っとね・・・断罪すべき事もあると・・・