2018年3月23日:大海に出でれぬとも地獄、出でれても地獄・・・
4連休の時化明けでの出船・・・想像以上にぶっ壊れてしまった大海を前に、困難が待ち受けているだろうとは容易に想像できた・・・そして9:16ヒラメ初見・・・4時間近くを要する・・・何と恐ろしい事でしょう生前悪事を働いてなくとも地獄を見る事とは・・・そのまま納竿に・・・そして私は見えぬ閻魔様に舌を抜かれ口も利けずに帰港に・・・
2018年3月16日:待たせたな~by:コント赤信号時代の渡辺正行
暫く~っとイワシ様登場・・・2.2kg、2.24kg、2.27kg、2.93kgの、まあええじゃないかサイズが交じり、1kg以下は1枚のみ・・・だが寂しいかな竿数3本・・・さあイワシ様のレギュラー出演となるか?星に願いを・・・
2018年3月15日:イワシ様不在の現実に御客様も不在にならなきや良いが・・・
いつ来るとも知れぬイワシ様に想いを馳せたところで虚しくなるばかり・・・現実は否応なしにやって来る・・・イワシ様なき世界に大鮃乱舞なんて、また夢のそのまた夢の話・・・手に汗握る緊迫の瞬間とは無縁の世界だが、これもまた現実なり・・・こんな時もある・・・そんな時もある・・・あんな時もある・・・自然界に左右されるが左右する事は出来ない・・・いつかきっとを夢見て・・・
2018年3月14日:その気は損な気!?
その気になったか恋しヒラメよ・・・仕掛け着底と同時にヒット・・・嫌よ嫌よも好きのうちとは言ったものさ・・・浮かれてたらそれまでになり浮かれポンチに・・・気を取り直してポイント移動・・・4枚の褒美を頂戴・・・その後1時間半ほどの沈黙の後わずか1枚の配給・・・少人数にあっても厳しい配当に大自然の厳しさを知る・・・その後も多くの沈黙を挟みながら納竿を迎え帰港に・・・
2018年3月13日:逆境に打ち勝ってこそ人は成長すると言うが・・・
我々に突き付けられた条件は、潮流なし、イワシ様なしという過酷なものであった・・・ヒラメの頭の上に仕掛けを落下させない限りは勝機はない・・・南風が吹いて来るという予報を信じ待つのみ・・・ピンボールのようにピンポイント操業を繰り返し行った・・・どこに行っても型が出るのが精一杯・・・そして9時過ぎには御望み通りの南風が到着・・・潮の流れに乗ってあなたと共に~と期待を寄せてみたが、やはり型が出る程度・・・このままでは倦怠期の夫婦のように、さよならも言えずに帰港・・・何て悲しさと虚しさに包まれてしまう・・・10時30分を過ぎようと言うのに、船上には7枚の成果しか挙げられていなかった・・・全てをナザにと賭けた・・・これまでの5時間の苦しみは何であったのだろう・・・7つのアタリに恵まれ1つはバレてしまったものの20分ほどで6枚を頂戴・・・あと御一方まで来たが力及ばず納竿に・・・。
2018年3月12日:ヒラメのアタリの前に罰アタリ!?
びっくりする位のアタリ付かず・・・ヒラメと我々のエサは磁石で言う同極どうしだったのか?反発し合うと・・・苛立ちから焦燥感、そして変えようのない現実に諦める事しか出来なかった・・・そんな弥生のある日・・・。
2018年3月11日:今ある命に感謝・・・
あれから7年経ちました・・・もう・・・なのか・・・まだ・・・なのか・・・被災された多くの方々にしか分からぬ多くの思いがあるであろう・・・我々は日々の暮らしの中で当たり前の有難さに気付かず、時化が多いだ御客さんが来ないだ魚が釣れないだ・・・と愚痴をぬかす・・・だが生きてこその戯言・・・被災地に暮らす被災者の方々は、抱えきれないほどの苦しみを背負って生きておられる・・・忘れた方が良い事もあるが、忘れちゃならない事もある・・・私は忘れない・・・東日本大震災の被災者の皆様にエールを・・・