2020年2月11日:苦難?災難?困難?難儀やね…
思い通りにならない時は多く、愚かな私はその都度狼狽え辟易する…暴発寸前の感情を抑え、顔で笑って心で泣いて…あなたに褒められたくて…かつて高倉健が発表したエッセイ集のタイトルじゃないが、全ては御客様の喜びこそが商いの本流…だからこそ冒頭の言葉が身に沁みる…大自然相手であるが故に、毎度毎回の満点創業と全員納得の釣果は不可能…であるが、幾ばくかでもそれぞれの理想郷に近ずくべく奔走する…何が?何で?何だ?疑問符三段落ちに陥り、我が心風と共に去り行く…
2019年8月6日:祖母・菊江は草葉の陰からどう見ているだろう・・・
何よりも本日は広島原爆記念日でありまして、日本国民として犠牲になられた尊い多くの命を偲びます・・・そして我が祖母・菊江の命日でもあるこの日は忘れる事はないでしょう・・・祖母・菊江は僅か22歳という若さで亡くなりました・・・我が父・芳洋は2歳、我が叔母・文子は0歳・・・物心も付かぬ幼子にとって受け入れ難い悲劇であったでしょう・・・ですから私は祖母・菊江との思い出は皆無であります・・・しかし一つだけ言える事は、間違いなく祖母・菊江のDNAが私に宿っているという事です・・・現在では父・芳洋も叔母・文子も他界してしまいましたが、今も二人の魂は生き続けていると信じております・・・私は昨日のおかずは忘れても身内の存在は忘れません・・・先祖あっての己の命・・・このところの身内を軽視した殺人事件には寒気がします・・・年間の殺人件数に大きな変化は無いそうですが、家族間の殺人が増えているような事も聞きました・・・寂しいものです・・・きみまろ風に言えば父ちゃんと母ちゃんが、上になったり下になったり好き勝手にやった結果が我々が御生誕なさったと・・・ですが、女親が十月十日つわりや様々な困難と闘いながら生んでくれたと言う事実・・・これは否定出来ないでしょう・・・親の心子知らず・・・子の心親知らず・・・やはり血を分けた親子にあってもそれぞれの人格がありますから、お互いを尊重し合える間柄になれるのが理想ではありますがね・・・
2019年8月4日:気紛れイサキに心凍らせて・・・
冗談じゃないよイサキの野郎ときたら・・・食いたいんだか食いたくないんだか・・・オイラだってお客さんに嘘ついてるみてーじゃないか!昨日は釣れましたけどって・・・あたしゃあデタラメ並べ上げて商売してるようなペテン師じゃないんだからねぇ・・・イサキの何気ない気持ちは、こっちにはひと気がなくなっちまう事になるんだよ!あたしゃあかくれんぼしてる訳じゃないんだよ!イサキの奴ときたら幽霊みたいに出たり出なかったり・・・非常勤の教師じゃないんだからさ・・・そんなイサキの御蔭でこっちは面目丸潰れさ・・・イサキの奴らが姿くらましてやがるから、こっちは船を止められやしねーさ・・・お客さんだって何時かかるとも知れねー合図を、そうじっと待ってられますかっての・・・過去には釣れない時には気の利いたお客さんに良く言われましたがね・・・「船長?反応出てるの?」ってね・・・魚探に反応が出なくて船をどうやって止めるんですか?って話ですよ・・・先代から受け継がれたモノを受け継ぎ操業しているにも関わらず、心ない言葉を浴びせてくる方は常にいるもの・・・ひばりちゃんは歌ってました・・・僅かばかりの運の悪さを恨んだりして、人は悲しい悲しいものですねと・・・私もイサキの気紛れさを愚痴りましたが、生きものってのは気紛れなもんなんですよね・・・同じ人間同士だって分かり合えてないってのに、異種のイサキにどうなってるんだ責任者呼んで来い!ったって奴さんはカラスなぜ鳴くの?カラスの勝手でしょ?ってなもんでしょう・・・我々は大自然の摂理に反する事は出来ませんし、自然界での戯れに身を投じた以上は良くも悪くも全てを受け入れる他ないと・・・最高・最悪様々な状況の中でどれだけ己のベストを引き出すか?これが大海での戯れにおける己の指針なのではないか?と私は思う訳であります・・・
2019年8月3日:たまにはタマのしわを伸ばさないとね・・・
本日は土曜日のはずだが船上でラジオ体操をしようとも体の接触がない状況・不況・苦境・・・水温20.4℃イサキ快調なれど釣り座違いで食い不調・・・そこへ魔の22.8℃の潮が来襲・・・潮流速く二枚潮・・・まさしく鬼潮・・・オイラは鬼から逃げる生贄と化し、堪らず10:30に納竿としたよ・・・佐藤氏が孤軍奮闘し唯一の定量者に・・・
2019年8月2日:葉月に入り葉はあれど花咲かず・・・
葉月の始まりから客なし臨休って事で、月が変わっても変わらぬツキ・・・そこに来てイサキ振り出しに戻り素っ気ない塩対応・・・嗚呼ジェリー藤尾は歌う遠くへ行きたいと・・・大海原に生き生かされているが、成れの果ては殺されてしまいそう・・・海よ~俺の海よ~許されるならばあたしも歌いたい・・・加山雄三のように上から目線で・・・さあイサキに如何なる未来が待っているのか・・・
2019年7月31日:文月の終わりに・・・
頑なだったイサキもようやくその気になったのか?6日ぶりの定量到達者が出ましたが、御客様は出てきませんな・・・男の一本道みたいにイサキ1本勝負では御客様の気持ちは動かない・・・切られても好きな人のシマアジを狙わなくては集客は見込めない・・・通販方式に「今なら・・・」「今回は特別に・・・」「これだけではありません・・・」何ぞ御客様の購買意欲をそそるような付加価値が必要なんでしょうな・・・どうも休みが重なってくると口を開けば愚痴か溜息ばかりで・・・溜息をつくと幸せが逃げるよ何ぞ言う人もいましたがね・・・とっくの昔に逃げてしまって幸せって何だっけ?ポン酢しょうゆのある家さって、さんまちゃんが言ってましたっけね・・・
2019年7月30日:実は欲しがり上手だったイサキ!?
前日のイサキ御機嫌斜めは何処へやら・・・竿数が2本であろうと容赦しない欲しがり上手の淫乱ぶりじゃないか・・・こいつは恋愛マスターの常套手段じゃないかい?敢えて人前では相手に素っ気なくしておいて、二人きっりになったら優しい言葉でその気にさせるテクニックだな!映画監督が女優相手に使いそうな技だ・・・そうかイサキの奴ときたら素直じゃないな・・・ちょいと一言言ってくれりゃあなあ・・・