前日の御客様には申し訳ないが、正直に告白しよう・・・御覧の数値となったが、本日も前日同様のポイントを選択したのだ・・・何だよそれ・・・それが自然界・・・そんな事が・・・これぞ自然界・・・予測不可能だから面白いのだ・・・当たり前のように毎回釣れては刺激不足・・・じゃないかい？じゃないかもしれないが、私は日々の違いを楽しみたい・・・それじゃ満足しないかい？

自然相手・・・一夜にして大きく条件が変わる・・・当然承知な事であるが現実を前にすると、度重なるヒラメ沈黙の時は平常心を蝕む・・・彷徨える我が心との距離は遠ざかるばかり・・・暗雲たちこめる雰囲気に顰める眉・・・負に覆われた船上では勝機は見えてこない・・・動かぬ潮に前日の好材料を生かせず撃沈・・・。

9：00・・・船中5枚・・・救いようのない現実・・・開放的な大海原に揺れているはずが、退廃的な船上に心揺さぶられ続けていた・・・9：20・・・8枚のヒラメが追加・・・一体何が？・・・船は皆無であった・・・そう・・・既に見放されてしまっていたポイントに賭けてみたのだ・・・3度にわたり大海からの計らい・・・船中31枚を頂戴していた・・・これだから分からない・・・

君の行く道は果てしなく遠い・・・だのになぜ歯を食いしばり・・・君は行くのかそんなにしてまで・・・君のあの人は今はもういない・・・だのになぜ何を探して・・・君は行くのかあてもないのに・・・君の行く道は希望をへと続く？・・・立ちはだかる現実に「若者たち」が鳴りやまぬ・・・この行く末は如何に・・・。

黙祷・・・。

土壇場でのキャンセルなどもあり、船上はゆとりある空間でゆとりあるひと時をの状態・・・ローマは一日にして成らずと言う事で、解禁1日位で判断しては成果は上げられぬと、敢えて解禁日のポイントを選択・・・それが不幸の始まりであった・・・何とヒラメ初見7：05・・・9：30を回るまで船中2枚・・・絶望的な状況にあった・・・じゃあ何してこの数値に？導かれたのである・・

大原港ヒラメ解禁日にヒラメ王国よもやの戒厳令か？30年以上この海に従事する諸先輩方も、こんな解禁日は経験がないと言う・・・いったい太東沖から大原沖で何が起きてしまったのか？想定外の非常事態に許されるは疑問符のみである・・・何よりもアタリがないのだ・・・不用意に結論は述べられぬ・・・どうかこの行く末を見守って欲しい・・・大原はまだ始まっちゃいし終わってもないと

俺達終わっちまったのかな・・・まだ始まってもいねさ・・・このところのイサキ驚愕の事態を聞くと、そんな悠長な事は間違っても言えぬ・・・が、父なる大海は我々の微々たる想像力や知識、経験を超越した世界にある・・・もしや・・・を信じ未知なる世界に無知に賭けてみた・・・それはＢ・Ｉ・Ｇ・・・そうビッグなイサキのお出迎え・・・ではあったが・・・。

上條恒彦は唄う・・・どこかで誰かが君を待っていてくれる・・・と・・・待ってました！よっ大統領！・・・ストリップ劇場ではあるが、我々の舞台である大海原劇場では追いかける事はあっても、そうそう待ってはくれない・・・対いきものである・・・偶然はそう重ならない・・・そう掴めそうで掴めないから諦めずに挑み、這い上がるために人は落ちると・・・良い時ばかりでは傲慢に染まる

まあ皆様そろそろ・・・もう・・・イサキは・・・なのであろう・・・だが今年はキントキ氷河期であるのは紛れもない事実・・・よもやのヒットがあっても所詮よもやである・・・キントキ12、マハタ1、トゴットメバル1、カサゴ1、黒メバル1、ソイ2という、過疎地の小中学校の生徒を合わせてもこの数なんです・・・的な、寂しさを超えた憐みを感じる形に・・・それでも君は行くのか？