客無し２連休明けでの出船・・・巷ではポケモン探しで右往左往・・・オイラ貸し竿半数、揺れる大海でキントキ探して右往左往・・・貸し竿皆さん重度の船酔い、キャビンの囚われ人のまま帰港・・・いつかこの日が来るとは思ってた・・・ただでさえキントキ氷河期・・・これまでが上手く行き過ぎていたのさ・・・永遠のもの何てありゃしない・・・数には限りがあると・・・今後の行方が不安である・・・これ本音なり・・・

要支援・要介護認定者は２０１６年４月末時点で６２１万人にも上ると言い、介護離職者は年間１０万人にもなるという現実・・・そんな厳しいこの世にあっても遥々田舎の漁師町まで足を運んで下さる中高年の方々を中心とした御客様・・・疑似餌が幅を利かせるこの世に前時代的とされてしまっているコマセ使用のイサキ釣りに、決して安くない乗船料を支払い至福の時を過ごす・・・実に有り難き事ではないか・・・大海の魚に生かされ御客様に救われる・・・そんな我々の生業・・・当たり前の事や物なんてありゃしない・・・全てはお陰で成り立つと・・・。

・・・の割にはのイサキ活性悪いスロースタート・・・昨日はクルマの中で寝た・・・あの娘と手をつないで・・・市営グランドの駐車場・・・二人で毛布にくるまって・・・カーラジオからスローバラード・・・そいつぁＲＣサクセションだが、今日のイサキも魔法の媚薬コマセに惑わされる事なく皆で寄り添っていたのか？行けど切ないならぬ待てど切ないものであったが、これまでの御贔屓ポイントを虱潰しに渡ったところ、立てこもりイサキも次々と万歳投降し１０：３５には納竿とし帰港に・・・。

あの人この人大臣だって皆いるのさ御袋が・・・いつか大人になった時なぜか偉そな顔するが・・・熱い味噌汁飲む度に思い出すのさ御袋を・・・忘れちゃならねぇ男意気・・・千昌夫「味噌汁の詩」・・・昭和を感じさせますなあ～味噌汁を好まない子供（我が子達も線に漏れず・・・）も多いこの平成の世に時代錯誤と思われますが、いつの世も御先祖様あっての私であり親あっての子・・・子は親を選べぬ？親は言う親も子を選べぬと・・・客入りは不調であってもこうして先人や御先祖様の御尽力のお陰で今がある・・・多くを望めどキリはなし・・・今ある現実を受け止め今後も精進したし・・・。

雨燦燦とこの身に落ちて～僅かばかりの運の悪さを恨んだりして～人は悲しい悲しいものですね・・・そう絶え間なく続く雨そして雨であった・・・呑ませて下さいもう少し～今夜は帰らない帰りたくない・・・それは氷雨・・・小ぬか雨降る御堂筋～こころ変わりな夜の雨・・・そいつは雨の御堂筋・・・あなたひとりにかけた恋～愛の言葉を信じたの・・・出ました！内山田洋とクールファイブの長崎は今日も雨だった・・・自分たちでクールっていう辺りに驕りとも自信とも取れる何かがある・・・心が忘れたあの人も～膝が重さを覚えてる～長い月日の膝まくら～煙草プカリとふかしてた～憎い恋しい憎い恋しい巡り巡って今は恋しい・・・雨の慕情が好きとは言え、どうも雨というのは陰鬱な気分にさせられますな・・・っと言うことで雨に打たれながらの釣行でありましたと・・・八代亜紀が「雨雨降れ降れもっと降れ～私のいい人連れてこい」と歌う・・・そして良い人現れ１０時納竿となったと・・・これにて一件落着・・・。

前日の七夕に肖り星に願いをかけてみたが、想い届かず３名での出船となった・・・効果小なコマセ量での釣行は厳しいのは承知・・・じっくりと状況を伺いながらであったが・・・

３６５日好釣果！？ありえへんでしょ？それでもそんな絵空事にふける御方もいるらしい・・・大自然との対峙において如何なる状況下においても変わらぬ釣果を残すのは至難の業・・・いや神の技・・・本当は皆分かってますよね？いや分かっていない！？・・・私は声高らかにお伝えしたい・・・まやかし・ごまかしは我が初栄丸には存在しないと・・・西田敏行はもしもピアノが弾けたならと・・・私も言いたい・・・もしもある事ない事言えたならと・・・正直者は馬鹿を見る・・・先人は言ったものです・・・私も想いの全てを歌にして君（御客様）に伝えたい・・・いつか必ず報われる日が来ると・・なぜって？そいつぁお天道様が見て下さっているからさ・・・真実一路そして人生一路と・・・。

定休日明けでの出船・・・一昨日の爪痕は未だ深いものなのか？風は一転し北東の涼し風に包まれていた・・・滑り出しはますだおかだの岡田ばりに閉店ガラガラの滑りまくりでのスタート・・・当然ながら急な好転は無きものと承知していた・・・からに余計な心配事や詮索もなく御馴染み様に御伺いを立てて回った・・・この大海を我が物に出来る者は皆無・・・謙虚にそして慎重に対峙する事がせめてもの大自然への気遣い・・・もう一度もう少しと氷雨の歌詞の如く情状に訴えかけた結果、１０：１５納竿とし帰港に・・・。

南西の風１０～１２ｍとの予報・・・風は覚悟のうえだった・・・現場到着すると私的には予想通りの高いナグロであった・・・が、船上で戦う御客様にとって強風と高いナグロ・・・これ最大の難敵なり・・・思うようにならない仕掛けと体移動・・・そこにいる事だけが全ての状況下にあったのだ・・・襲う嘔吐感・・・吹き上がる仕掛け・・・そして手前マツリ・・・現場は困難を極めた・・・それでも日本男児たる御客様達は必死に懸命に今そこにある現実に対峙していた・・・誰一人とて白旗を挙げた者はいなかった・・・だが予想以上の強風が襲ってきたため、大事を取り１０時納竿とし帰港したのだった。

文月はのっけから臨時休業となり一夜明けての出船・・・一昨日やっかいになっていた南方面は潮が速いとの一報・・・一度は別れを告げた北へ苦渋の決断で復縁求めた・・・別れても好きな人と言う未練じゃない・・・そうせざるを得ない現実に直面してしまっただけ・・・過去に多くを求めても空しくなるだけ・・・期待をせず気持ちはマッチ売りの少女であった・・・だがどうであろう？別れは出会いの始まりで悲劇的な末路を迎えてしまったマッチ売りの少女とは異なり、数日前にぞんざいな扱いを受けたとは思えぬ計らい・・・海は広いな大きいな月は昇し日は沈む・・・大自然の摂理においては我々人間など取るに足らない存在である・・・予定調和でなく先が見えないから大海での戯れは面白い・・・。

前日の思い切った方向転換そして手探り状態からのデータ取得・・・ポイント選択には迷いはなかった・・・だが現場到着してみると潮は前日よりも澄んでしまっているよう・・・これは早番勝負かと行く末を案じた・・・危惧していた事は現実となり早々にポイント移動を余儀なくされた・・・だが私に焦り慌てる理由はなかった・・・前日の下調べに慢心していた訳じゃないが、なぜか先行く道が見えていた・・・新興宗教の教祖じゃないがね・・・そして初日の出を待つ者のように、その時を待ち焦がれながら定量到達となったのだ・・・わたし待つわ・・・いつまでも待つわ・・・例えあなたが振り向いてくれなくても・・・無償の愛である・・・。

これまでの御贔屓ポイントに総スカンを喰らった前日の悶絶地獄から一夜明け、心機一転南へイサキのふれあい広場を求めた・・・何せ下調べ無しの出たとこ勝負・・・過去のデータを踏まえながら慎重にイサキの拠り所を探索・・・昔の名前で出ています・・・かつての所にイサキの存在確認できはしたがどうも解せない食い・・・ならばと、あの時君は若かったと南にナザにと挨拶回り・・・２ポイントで旧友イサキからの手厚い持て成しを受け、やってみるもんだな～ともう一人の自分と、してやったりと納竿に・・・。