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2016年2月19日:移ろいゆく我が心だったがはたして・・・
南西から北西にと夜明け前から風はかわし、我が心も南から北へと躊躇なく移ろいゆくものであった・・・開始から30分たった1枚のヒラメを握りしめ、前日同様の北方での便りをあてに船を走らせた・・・そこは広大な砂漠でオアシスを探し当てるようなものであり、訪れた事のない国に行き現地の金の採掘場所で金を探し当てるようなもの・・・名もなき詩ならぬ根もなき場所・・・運は天任せそのもの・・・序盤から中盤にかけ繋がらぬアタリに感情は切れかかる・・・が、終盤に差し掛かり風の助けに肖り、納竿まで100分ほどで20枚の恩恵を授かり無事にオデコもなく帰港に・・・諦めない諦めきれないが、どうにかなってしまう日もあればならない日もある・・・だから明日への望みはなくなることなく続くと・・・。