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2016年5月25日:この世で一番恐ろしい動物は人間!?
この世で怖いモノ・・・地震・雷・火事・親父(今では御袋であろうが・・・)と言われていた・・・そういつの時代でも大自然の猛威の前には人間は実に無力である・・・当然ながら自然界と密接な関わり合いの生業とする我々も、狂ってしまった自然界の前では手枷足枷された囚われの身と化す・・・黒潮の勢力拡大により、これまでの贔屓ポイントは梨の礫の状態・・・青く澄み渡ってしまった大海を目にし早急な判断が必要であった・・・潮流は速かったがイサキ魔法の媚薬コマセの効力に賭け、ナザに望みを託した・・・45分ほど流したであろうか?少人数である事に加えその状況下に耐えうるイサキの顔出し・・・ひとまずは朝の早急な判断は功を奏し、御土産ほどの手柄は立てた・・・だがその後は案の定、青く澄んだ潮の中では時を追うごとにイサキの捕食本能を鈍らせ、我が心を濁らせていったのだ・・・もしやもしやと北へ幾らかでも濁った潮をと求め続けたが、走れど走れど大海は青く澄み渡り、渡り疲れた私は10:40納竿とし帰港に・・・。