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2016年6月9日:つれない君を釣りたいからと連れ立って!?
亡父の代に御贔屓して下さって頂いた御方が、仲間を連れ立ってお越しくださると言う・・・実に有り難いではないか・・・情報過多で無情な御時世において、名の知れぬ我が船宿を忘れずにいてくれたとは・・・しかも宿主は素性の知らぬ倅であるオイラである・・・亡父が導いてくれたのであろう・・・不甲斐ない倅を想い・・・だが乗船者の半数は貸竿という現実・・・人と人の繋がりに情は絡めど、人と自然界に情は介在しない・・・当然ながら苦難の道を覚悟とした・・・現場到着すると水温は前日比0.9~1.5℃の上昇・・・船上の状況を思えば現状は気に留めるまでもなかった・・・が、いざ蓋を開けてみれば貸竿の方々が優位に進めるような、意外な(!?)状況が待っていたのだ・・・これだから「蓋を開けてみないと分からない」というモノなのであろう・・・皆さま立ちはだかるナグロと風による手前マツリや仕掛け投入困難になりながらも、懸命にイサキとの触れ合いに没頭していた・・・そんななか御客様から満腹の一声いただき、9:45に納竿とし帰港としたのであった・・・。